倫理規定
MBTIの倫理規程 倫理規程を遵守した利用が義務づけられています。
MBTIの使用にあたっては、国際規格(International standard)に則った倫理規程を遵守する必要があります。用い方は対個人、対グループなどさまざまですが、結果は受検者本人に有資格者から直接報告され、有資格者の支援のもと受検者本人が自分の「ベストフィットタイプ」を探してゆくフィードバックをすることが、国際規格で決められています。
MBTIは、受検者本人の利益を第一に考えます。
MBTIは受検者本人の利益を第一に開発されていますので、受けたい人(希望者)のみに実施されます。受検者のベストフィットタイプ探求のために、実施者は受検者との対面による、結果の提示と説明、支援を行ないます。MBTIの有益性・有効性は、実施者のフィードバックのレベルにかかっています。そのために、MBTIトレーニング講座を受講し、ユングのタイプ論やMBTIに関する基礎知識、フィードバックのしかたについて学ぶ必要があるのです。なお本講座受講にあたって必要な資格は特にありませんが、MBTIを用いる専門分野を有していることが条件となっております。
MBTIは、Face to Faceのフィードバックが義務付けられています。
MBTIの実施者(認定ユーザー)は、すべて受検者にFace to Faceのフィードバックを行なうことが義務付けられています。したがって、MBTIの実施者は、MBTIを回答してもらう場面からフィードバックまでのすべてについて十分トレーニングされた有資格者、すなわち認定ユーザーに限られます。
(以下、倫理規程より抜粋)
第一原則 : 実施と結果の返却における規程厳守
第二原則 : 結果をフィードバックする際のガイドラインの厳守
第三原則 : 実施者および報告する者に求められる要件の認識と履行
第四原則 : 専門家としての責任と法的責任の認識と履行
- 受検者にはいかなる場合においても、受検前に実施の目的と結果の使用方法について伝えなければならない。受検の是非は、本人の意思により決定されなければならない。
- 個人のタイプ結果は、グループ全体の結果とは異なるもので、本人に無断で第三者に渡してはならない。
- タイプについての情報は、組織における個人と組織全体の満足度を高めるために利用すべきであり、個人や組織の機能を制限する目的で利用してはならない。
- 結果を受検者に返却する場合は、タイプ論や報告されたタイプについての十分な情報を、直接本人に提示しなけらばならない(Face to Face)。結果は郵送など、個人的に本人と接しない方法で手渡してはならない。
MBTI認定ユーザーの方々と認定ユーザーからMBTIのフィードバックを受けられた皆様へのお願い。
倫理的な利用に反するようなユーザーに会った場合、あるいはフィードバックに疑問を持たれた場合、日本MBTI協会の倫理委員会あてに文書で連絡してください。その際、必ず差出人の連絡先と氏名をお知らせください。差出人のプライバシーは必ず守られます。