MBTIは他の性格検査とは異なります。MBTI(エムビーティーアイ:Myers-Briggs Type Indicator)は、個人をタイプに分類したり、性格を診断したりすることが目的ではありません。回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解するための座標軸として用いることを最大の目的にしています。
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MBTIもどきを受検された方々へ
- 「ユングのタイプ論をおもしろおかしく掲載しているホームページ」等によって「タイプ診断」を経験された皆様へ
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みなさんはまだご存知ないかもしれませんが、ユングのタイプ論をもとに開発されたMBTI(Myers Briggs Type Indicator)の正式なMBTIの日本語版は2000年から日本に導入されています。現在日本で出版されている日本版のMBTI(JPP株式会社刊)は国際規格に則って開発された性格検査であり、本来ホームページなどで簡単に回答はできないものですし、してはいけないものです。
しかし、2000年以降、日本においてMBTIの普及が加速化しはじめると、MBTIの内容を興味本位レベルで脚色した内容のホームページがところどころでみられるようになりました。こうしたホームページの内容は、たいていの場合,簡単につくられた質問項目に答えると「あなたのタイプ」がでて、「あなたはこういう人です」と診断され、おもしろおかしいコメントが書かれていたり、「あなたと同じタイプの有名人」と題して、そのホームページの著者側の判断でその有名人のタイプを判断して、その有名人の承諾を得ずに、確定したかのように名前を列挙したりしています。
こうしたホームページをちょっとした気持ちで楽しむことについては、誰もとめることはできませんし、皆さんの自由です。  しかし、一点だけ、皆さんにお伝えしたいことがあります。実は、こうした簡単に作られた、信頼性も妥当性も検証されていない性格検査を受けることで、不利益をこうむっているのは受検者本人であるということです。
そこで、まず皆さんに知っていただきたいことがあります。MBTIがベースになっているかのようなホームページにおいて、簡単な質問項目が掲載されており、それに回答するとタイプがでるようになっていたり、MBTIの有資格者であることの証明と有資格者の氏名の掲載もないものについては、そのどれひとつとっても、MBTIでもなく、世界規格のMBTIとは一切関係ありません。それは「似て非なるもの」です。
たまたま縁あってそうしたホームページからタイプ論という考えに触れられ、すこしでも興味をもたれたのであれば、あるいは多くの疑問をもたれた方も、「ほんもののMBTI」を受けられてみませんか?
MBTIは、現在、世界で最も利用されている体験型の性格検査で、米国では50年以上にわたる歴史があります。MBTIは、受けられた人の利益を最優先に考えていますので、検査結果だけで人の性格を判断したり、診断することはありません。MBTIは、受けた本人が自分の検査結果をきっかけにしながら、一定の訓練を受けた有資格者のもとで、自分自身の理解を深めていくプロセスのほうを重視するメソッドです。  もしもMBTIに興味をもたれた方は、下記の関係機関のホームページにアクセスされたり、直接コンタクトをとられてみてください。
関係者一同、お待ちしております。 - MBTIに興味を持たれ、体験してみたい方は
- MBTI体験セッション(有料)
- MBTIについての正確な情報は
- 「一般社団法人 日本MBTI協会」
- E-mail: info
mbti.or.jp
- URL: http://www.mbti.or.jp
- MBTIの正式な出版物の問いあわせは
- 「JPP株式会社」
- E-mail: info
jppjapan.com
- URL: http://www.jppjapan.com/
- MBTIの専門的な内容の質問は
- 「株式会社 PDS総合研究所」
- E-mail: info
ipdss.net
- URL: http://www.ipdss.net/