Q 10: MBTIは日本ではどんな場面で活用されていますか?
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日本では、私が存じ上げている範囲で言いますと、最も多いのは、企業研修での活用です
例えば階層別研修、リーダーシップ開発、チームビルディング、ストレスコーピング、エクゼクティブコーチング、コミュニケ―ション向上の研修などや、経営層の方々への導入事例は結構多いです
経営層の方々には、パーソナルディベロップメントという視点で、自分の利き手でない方の心の開発をトレーニングする研修がもっとも求められる傾向があるように思います -
特に大企業で活用されてそうですよね
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大企業も多いですが、中小企業でも用いられているところは多々あります
あとは医療コミュニケーションの研修でも利用しています
医療場面のミスコミュニケーションは命に係わるので、チーム医療の場面や患者さんとのコミュニケーションにおける工夫についてのワークショップでMBTIを使ったり、医療従事者向けのノンテクニカル研修のなかでMBTIセッションを長年実施しています
あとはキャリアカウンセリングでも多く使われていて、大学生や転職希望者などを対象に、自分自身の動機分析のために使われています -
確かに、病院では特に正確なコミュニケーションが必要になりますね!
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あとは、チームスポーツでは最近日本ではよくつかわれるようになりました
例えば野球、ピッチャーとキャッチャーの間で信頼関係を構築するためにお互いのタイプの違いを知っておくことはとても重要と言われています
ある大学のスポーツチームでMBTIを用いたチームビルディング研修をした結果、優勝につながったという話も耳にします -
それ、聞いたことがあります!
そうか、チームで何かする場合には、とても有効なんですね! -
ご興味があれば、一般社団法人日本MBTI協会公認JPP株式会社主催「MBTI公開体験セッション ベーシック編」(https://www.jppjapan.com/session/)にご参加いただくと、日本版MBTIが受けられ、日本MBTI協会が認定した実績のある認定ユーザーによるタイプの検証もじっくりと受けられます