Q 16: MBTIによる自己分析ってなにをするのですか?
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まずは事前にMBTIの質問紙に回答していただきます
手採点版とWEB版がありますが、必ず認定ユーザーのもとでの実施となります
その次に、MBTIのもとになっている心理学的タイプ論というユングが提唱した理論について学んでいただきます
これは普段わたしたちが見ている性格のとらえ方と全く違うので、ただ知識を学ぶのではなく、自分の日常と照らし合わせて、その理論について自分のなかで、「あるある」、という体感値があるか確認してもらいながら理解を深めてもらいます
さらに認知パターン(心の利き手)というものが自分のなかにあるかどうかの演習などしながら、基本的な考えを理解してもらいます
そのあとで、結果をそれぞれに返却します
受検された方はその結果を見て自分が表れているのかどうか検証してもらいます
ここまでが第一段階です -
第一段階ということは、結果をもらって終わりではないのですね
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そうなんです!
MBTIの真髄は、結果が返却されて最初の検証からが本番なのです
ここでは各指標ごとの対となる機能や態度をいろんな演習を通じて体験してもらいながら、体感値で自分の心の利き手を見出していってもらうのです -
そのような演習を通じて、自分の心の利き手が各指標ごとどちらの方なのか、最初の検査結果と同じなのかどうかを自分で決めていってもらいます
MBTIに回答するときにインストラクションが不十分だったり、あまり理解せずに回答したりすると、日本人は、ペルソナという役割性格を身に着けることに長けていることから、最初の検査結果とタイプ検証後の結果が異なることも少なくありません
そのため、検査結果と自分が最終的に見出した結果とのギャップからも、多くの「気づき」を見い出し、自己分析を促進していきます -
体感値を大切にするというのに、すごく納得します
理論を理解するだけでは限界があるように思ってたので
演習は気づきの連続になるのは想像できます
ぜひそのプロセスを体験して、自己理解を深めたいです -
ぜひ、その機会を作ってほしいと思います
グループでやることに抵抗がある方は、1対1のセッションでも同じ体験ができます
グループセッションのメリットは、他者がどれだけ違う体験をするのかを目撃するので、一気に自己理解・他者理解が深まるという効果を期待できますし、個人セッションは、誰の目もきにせずに、じっくり自分とも有資格者とも対話して、自分で分析して言葉にしていける良さがあります
どちらか自分に合う方法を選択して、ぜひ60年以上、世界45か国で活用されているMBTIの真髄に触れて、今までとは違う視点で自分の理解が深まる体験を一人でも多くの人にしてもらいたいと心から願っています