Q 20: MBTIは自己理解・他者理解に役立つだけですか?
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自己理解と他者理解に役立つだけでもとても重要ではありますが、それだけにとどまらないところがMBTIが60年以上も信頼されているところにあると思っています
まず、MBTIによって自分の認知スタイルについてじっくりと学べば学ぶほど「本当の他者の姿」がみえるようになったり、ひいては「現実」も見えるようになります
自分の認知がひずんでいる場合と、認知が成熟している場合とを比べると、学びの深さが全く異なります
だからこそ、MBTIではまず自己分析を行います -
なるほど
自分の認知がわからないと、思い込んだり、誤認したりしている自分に気づかないという怖さがあるということですね
自分の認知スタイルについて理解を深めたあとに、ようやくさまざまな場面でMBTIが使えるということですね -
そのとおりです
たとえば、ご自分を活かしたリーダーシップスタイルについて理解を深められます
ステレオタイプなリーダー像ではなく、自分を活かしながら(問題点・改善点にも気づきつつ)理想的なリーダーへと導く指標となります -
また、ストレスと認知というのは密接にかかわっていますから、ストレスフルな現代において、ご自分のタイプがどういうことをストレスに感じやすく、どうすればそれを乗り越えられるかという視点でストレスと対峙する手法を学ぶことも可能です
また自分が他者のストレッサーにならない手法も学べます -
自己分析をきっかけに、仕事面や生活面において、活かせそうな気がしてきました!
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欧米諸国ではキャリアカウンセリングではかならずMBTIが用いられます
MBTIは、適性をみているわけではないのに、なぜ? と思われませんか?
実は自分の認知スタイルが分かると、自分の中に自然と湧いてくる動機の源を知ることができます
それが分かったうえで自分の利き手を生かせる可能性がある職業を選ぶのか、自分の利き手でない方を成長させる必要のある職業を選ぶのか、という視点で自分を深く分析するためなのです
つまりは自分自身について理解が深ければ深いほど、どの仕事であれ、 天職 とすることができると、MBTIは、キャリアカウンセリングの場面で教えてくれるのです