Q 17: 自己理解が深まると、なにか得なことがありますか?

  • もちろんたくさんありますが、ここでは最も大切であろう2つをお伝えしますね
    まず、人の心の中は意識領域だけでなく無意識領域もあることが知られています
    そのために、自分のことを分析して理解をしていくという行為は、自分が意識できる部分が増えるということになります
    この意識できる部分というのは自分でコントロールできる部分となるので、自己理解が適切になされている、つまり自己をコントロールできるということになります
    反対に自分のことを理解できていないということは、自分の無意識領域(無自覚と言ってもいい)の部分が大きいので、自分で何故そんなこと思うのか、何故あんな行動をとったのかがよく分からないという様な、自分自身をコントロールができてない状態が存在するということになります

  • そう言われると、無意識でやっていることは、そもそも深く考えていないので、自分でも自分がよくわからないときがあったり、何かしてしまった後で「何してんだ、お前?」なんて自分にツッコミをしていることがありますね

  • 反対に、自分が自分自身のコントロール下にあるというのは安心しませんか? 現代は、不安材料が多い世の中ですが、MBTIを通じて自分の認知スタイルを知り、成長の羅針盤も得て、日常を意識的に生きると、自分自身に安心できる状態を自分で意識してつくることができるようになります

  • たしかに、自分に安心していたいです

  • もう一つ、大きな判断が必要な人生の場面において、自分の心の利き手を理解していることは大きなアドバンテージになります
    そもそも人は、自分自身の認知スタイルは無自覚ですと偏重する傾向があります
    それは「その人らしさ」とも言えるのですが、大きな判断をするときにいくら「予断を排して」と考えても、自分の心の影響から逃れることはできません
    そういう場面では、ふだん自分が使っていない心を使うことで自分にとって(時には社会にとって)適切な判断をすることができるので、自分が満足のいく結果を得られることが多いので、人と比べた自信ではなくて、自分自身そのものに対する自信が積み重なっていく体験をされると思います

  • そうか!自分自身の心の傾向を理解していれば、自分の ”偏った部分” を補正できるし、それができたときに、自信にもなりますね

  • それに、大きなストレスがかかると、本来自分がしないような衝動的な判断をしてしまうことが往々にしてあります
    MBTIによって自分の認知の偏りやストレスがかかったときにその認知のスタイルがどのような姿にかわるのかも理解できるようになります

  • ストレスがかかった時に「こうなりがち」と自分でわかっているだけで、安心です!


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