Q 19: MBTIは、必ず有資格者の支援が必要で、一人で分析できないのでしょうか?
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ものすごく自分と対峙する力があれば可能なのかもしれません
でも、自分と対峙するって、自分で見たくない自分とも向き合わないといけないことも多く、そこと向き合うのは、かなり大変な作業といえます
そもそも、もともと人はだれしもが自分の認知には偏りがあるので、自分の認知内で理解しようとすると、誤った自己理解に陥りやすいということもあります -
確かに、自分の認知内でしか物事は理解できないですね
となると見たくないことやわかりたくないことは、自分勝手に解釈してしまう可能性があるんですね -
そうです
そもそも自分のタイプというのは、ふだんは自然に行なっていることなので気づきにくいうえに、必要に応じて他のタイプも使っているとなると、自分ひとりで自分のタイプを分析するのは非常に困難です
なので国際規格の厳しい訓練をうけて合格した有資格者(認定ユーザー)の支援が不可欠なのです -
なるほど〜
そうすなると有資格者の方の力量に、かなり左右されるメソッドということでもないでしょうか -
そのとおりです
MBTIの有益性は、認定ユーザーのレベルに左右されるというのはよく言われることで、諸外国では、倫理規程を守らないユーザーによって、かえって傷つけれたというケースが大昔にあって、大問題になったこともあります
そういう問題を見聞きしてきましたので、日本では更新制度を設けて、5年ごとに、一定の継続学習やスーパービジョンを受けた人でないと更新ができないのです -
最初に資格を取ったままだと、有資格者の認知に偏ってしまうこわさがあるなって思っていたので、更新のために継続的に学んでいるというのを聞いて、認定ユーザーに対する信頼がでてきました
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私の師匠でもあり偉大なスーパーバイザーだったナオミクエンク博士が日本MBTI学会の最初の学会でスピーチをしてくださり、質疑応答の時の日本の認定ユーザーの質問のレベルの高さに、感銘を受け、20年前は、多くの認定ユーザーが読んでいたMBTIを専門に扱った機関紙ブリテンに、その記事を載せてくれており、「私は、日本のMBTI有資格者が米国を含むどの世界よりも優秀であることをここに証言する」とありました
フィードバックを受ける前に、必ず証明として、認定証を提示することになっていますので、有資格者かどうか確認してから受けるようにしてくださいね -
そうか、現役のユーザーかどうかは確認しないとだめですね
だって更新していない、あるいはできなかった認定ユーザーもいるんですよね -
そうですね
是非確認してください
もし不安でしたら、協会に問い合わせください
協会は皆さんのようにMBTIに興味を持ってくださり、実際に自分の人生に役立てたいという人を守るために存在しているので、倫理違反が著しかったユーザーについては、受講者を守るために、協会のホームページで、その人のユーザーの番号を記載しています(注:予定)
皆さんの自己理解が安全な形で行われるように尽力していますので日本で資格を取られた有資格者に関しては基本安心してください
ただもし違和感があった場合は、弁護士と倫理委員の委員長に直接連絡が取れる窓口がありますので、そちらに連絡してください -
徹底しているんですね
ものすごく協会に対して、信頼が増してきました -
そのように感じてくださってとてもうれしいです